自慢のお隣さん 第141ノック 馬込さん

広州の〝ハイカラ洋食店〟

2005年に広州に移住した馬込さんが登場。

広州は、エネルギーのある素敵なお客様が多いです。

 

広州の洋食レストラン

お箸で食べる西洋料理

 

広州で、レストランのシェフ兼経営者として働く馬込さん。

〝お箸で食べる西洋料理を〟と、日本と西洋の良さを感じられる料理を提供する。

 

長崎で生まれ、15歳で上京。

「夜は定時制学校に通い、昼は、日本料理屋で働きました。料理学校のない時代ですから、

修行を通じて料理を学んだんです」と、叩き上げで腕を磨いた。

 

19歳で、本格的にフランス料理の道に進む。日本やアメリカの有名店で経験を積み、

30歳で、福岡に自分の店を構えた。テレビや雑誌の取材も絶えない人気店となり、

20年の間、地元の人々や政財界の名士、著名人に愛され続けた。

 

午後の休憩中、奥様とお店のカウンターにて

 

ヒューストンでの経験

銀座のハイカラ料理店

 

その後、家庭の事情で、ヒューストンに移住した。

「メニューの開発が楽しかったですね。〝ダイヤモンドヒューストンロケット〟という料理は

大ヒットでした。具材の詰まった魚の形のパイを、孟宗竹やキャビアで華やかに彩るんです。

最後の仕上げに、ドライアイスを敷き詰め、お客様の目の前に登場!

感動したお客様に、胴上げされました」と満面の笑みで話す。

 

現在、広州のお店では、お客一人ひとりのカルテを持ち、好みや要望に合わせた、

オリジナルのコース料理を提供する。

「大切な日に利用してもらえるお店にしたいです。銀座の『ハイカラ洋食店』のような雰囲気を、

味わって欲しいですね」と目を輝かせる。

 

 

生活充実度  ★★★    

周辺環境 ★★★        

マンション設備 ★      

紹介: ローカル不動産

 

~広東ジャピオン2012年12月17日号

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