自慢のお隣さん 第158ノック えあぽーとさん

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世界で日本語を教えたい

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広州歴1年8カ月のえあぽーとさんが登場。

趣味は、箏、音楽鑑賞、カメラ、1人で旅行をすることです!

 

6年間日本語を研究

恩師の言葉に影響され

 

広州市内にある大学の日本語学科で、

教鞭を執っているえあぽーとさん。

大学、大学院時代の6年間は日本語を専攻し、

方言や古辞書の研究、散逸した書籍の集成など、

日本語一色の生活を送っていた。

しかし「もともと、国語は好きじゃなかった」という。

 

そんなえあぽーとさんが日本語教師を志したきっかけは、

高校時代、現代文の先生が言った

「〝おい、お前〟、〝何? あなた〟。

たったこれだけの会話で、2人の年齢、性別、

関係性が分かるのは日本語だけ」という言葉。

その時、日本語の面白さに気づいたそうだ。

 

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日本語学科の生徒たちと、餃子パーティーでの1枚

 

勉強熱心な生徒たち

次は英語圏で教えたい

 

生徒について尋ねると、

「最初、日本の大学生をイメージして行ったら、面食らいました」との答えが。

「すごく勉強熱心で、教科書は既に各自で勉強してあるから、

日本のように教科書を使って授業をすると、つまらなさそうな顔をするんです。

準備が大変ですね」と、苦労もあるようだ。

 

それでも、中国には、先生を大切にする文化があるそうで、

生徒に市内を案内してもらったり、誕生日会を開いてもらったりと、

とても慕われている様子のえあぽーとさん。

 

「新しいことを教えると生徒の目が輝くので、私も嬉しくなります。

これからも海外で日本語教師をしたい。

次は英語圏でも教えてみたいですね」と、夢を語ってくれた。

 

好きな言葉 意志ある所に道はある

出身地 山梨県

出没エリア 体育西路

生活満足度 ★★★★ 

 

~広東ジャピオン2013年5月6日号

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