帰ってきた広東モウマン隊~(深セン) 輝記餐館 その15

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広東の高級食材

弟くん、暑い時にはスタミナ料理が一番。オススメの店があるんだけど、行かないか?

いや~、ちょっと…。

 なんで、嫌がるんだ?

  スタミナ料理とか言って、

  どうせゲンゴロウとかゲテモノ料理を食べさせる気なんでしょう!?

  違うぞ。今日は長いクネクネした生き物だ。

  それは鰻ですか?

 違うよ、ヘビだよ~。

  やっぱり、ゲテモノ…。

 ヘビは栄養タップリで身体にいいんだぞ。とりあえず一緒に来たまえ!

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病みつきになる旨さ

 ヘビなんて、本当においしいんですか?

 最初はみんな半信半疑だが、最後は笑顔になってるぞ。

   ここ「輝記餐館」では多くのヘビ料理が楽しめるんだ。

   へ~、ではメニューを拝見。

  店のオススメのヘビの胴体の唐揚げ「特色帯皮葱油水律蛇」が328元…結構、

  高いですね。

 ヘビは高級食材だからね。

 じゃ、僕はこのお手頃な尻尾の唐揚げ「美極蛇尾」(68元)にします。

 じゃ、俺はこのヘビスープ、「弛名三蛇羹」(48元)にしよう。

   あっ、料理が来ました。

  この唐揚げ、ちょっと骨が多いのが難点だけど、鶏肉みたいでビールとの相性抜群! 

   隊長のスープもいい香りがしますね♪ 一口いいですか?

 おっ、どうしたんだい、ヘビみたいに舌を出して。

  しめしめ、さてはヘビ料理の虜になったようだな。

 

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