広東ジャピオン特集11~中国の風邪にまつわる民間療法(上)

292sp-ti

 

冬本番を迎えた広東。

皆さんの周りでも体調を崩し、「ゴホン、ゴホン」と咳き込む人が多いのでは?

そこで今回は、中国で行われている風邪の民間療法をドドンと紹介。

使える療法から、少し疑問符が浮かぶ療法まで、

「BODY&SOULメディカルクリニック」の古川裕三先生の解説・感想を交えつつ見ていこう。

 

292sp-cola

生姜ひとかけらを1㍑のコーラで煮て飲むという、〝コーラ療法〟。

ホットコーラなんて想像しただけで、気持ち悪くなりそうだが、

実際に飲むと炭酸が抜けて、甘さが一層強調された感じだ。

妙な漢方薬を飲んでいるような気分になるが、

この療法について古川先生は、

「コーラである必要はないですね」とバッサリ。

効果は生姜の作用にかかっているようである。

 

292sp-negi

日本でも薬になる食べ物として重宝されるネギ。

焼いたネギをタオルにくるみ喉に巻くと咳止めになると言われる。

これは、ネギ独特の臭いを出す成分「アリシン」が

抗炎症効果をもたらすためとされる。

ただしこの成分が皮膚や粘膜に当たると、

損傷の可能性があるので気を付けたいと古川先生は語る。

という訳で、ネギを直接鼻に突っ込むのは控えた方が無難だ。

 

292sp-baijiu

蒸留酒〝白酒〟を使った療法は、白酒を飲むのではない。

布に白酒を浸し、耳やワキの下、腕や足など

身体のあらゆる部位を50回程拭くというもの。

その後布団を被って寝ると良いとか。

これに関して古川先生は「お酒は発汗作用があり、

寒気を伴う風邪には良いかも」と、一定の効果を認めてくれた。

ただ、妊婦にはオススメしないとのことなので、注意したい。

 

292sp-yu

 

中国で風邪を引くと、周りから言われるのが、

「お湯を飲みまくれ」という言葉。

お湯を飲んで治るのならお手軽だ。

古川先生も「熱が出た時などは脱水症状になりやすいので、

脱水予防に◎」とお墨付き。

お湯だけ飲むのは大変という人は、飲む点滴「経口補水塩」を是非。

用意した水の0・3%分の塩と4%分の砂糖を水に加えるだけで、

効果的に水分と塩分を補給できる。

 

~広東ジャピオン2014年2月10日号

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP