創作和食に舌鼓を打つ

 

洒落たカフェや雑貨屋が軒を連ねる天河南一路付近に７月中旬、

黒と赤のスタイリッシュな外観がパッと目を引く「陣や」が登場した。

 

入り口に掲げられた看板通り〝旨い魚と旬の食材〟をテーマに、

この道20年のベテラン料理長が織り成すのは、伝統的な味を守りつつ、

オリジナル要素を取り入れた創作和食。

 

同店のイチオシメニューは、

今が旬で料理長が得意とする大連産の活きダコを使った料理だ。

「蛸の角切り刺身」（58元）をはじめ、お酒のアテに注文したい

「タコとオクラの酢味噌あえ」や「タコのアヒージョ」（各45元）など、

タコ尽くしが楽しめる。

 

また、柔らかい厚切りタンに刻みネギをたっぷりのせた「サイコロタン塩」や、

ベーコン、豚、チーズを三層に仕立てた「ミルフィーユカツ」（各68元）など、

ジューシーでボリュームのある肉料理にも、気持ちそそられる。

 

休日に、ふと訪れたくなる雰囲気がここにある。

 

～広東ジャピオン2016年8月22日号