2013年12月16日号 深センゴチ~酒田 ―日本料理―

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「うな重(上)」の鰻は肉厚で脂がのり、ほろりと柔らかい。

ほどよい粘りのコシヒカリと絶妙の相性

 

江戸前の鰻

深センで鰻料理といえば、目下ここをおいて、ほかにないというほど、

こだわり抜いた鰻を提供する、日本料理「酒田」。

 

鰻の味の決め手は水だ。

同店の鰻は、東京の老舗鰻店の専用養殖場(福建省)で、

厳しい水質管理の下、育てられている。

さらに、〝店の顔〟とも言えるタレは、

老舗鰻店から伝授されたものを使い、

江戸前の味を忠実に守っている。

 

注文を受けてから、活き鰻をさばくため、

「かば焼き」はもちろん、素材の良さが際立つ「白焼き」(通常各138元~)は、

鰻そのものの旨みが堪能できる。

 

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特濃豆乳の豚しゃぶ

鰻が有名な同店だが、

冬は忘・新年会にも活用できる鍋もメニューに加わる。

オススメの「豆乳豚しゃぶ鍋」(110元/1人前~)は、

日本産大豆で作った特濃豆乳を使用。

豆乳のスープが豚肉に絡み、まろやかな味わいを楽しめる。

このほか、黒毛和牛の「すきやき」や

「地鶏鍋(要予約)」(各130元/1人前~)などを用意する。

 

酒は、鍋にも鰻にもよく合う、「アサヒスーパードライ」(20元)や

「辛丹波」(288元/1・8㍑)など、辛口揃いだ。

 

今週末は「酒田」で一杯やりながら、

鰻が焼けるのを待つという、楽しくも贅沢な時間を過ごそう。

 

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info

住所:深セン市羅湖区南湖路3009号国貿商住大厦3階DE座

TEL:0755-8223-9998

TEL:137-1380-3457(日本語)

営業時間:11時半~14時、17時半~24時

席数:70席、個室3(38人収容可)

予算:昼約50元、夜約200元

 

~広東ジャピオン2013年12月16日号

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