天然的生活 第34回 ~肉桂(シナモン)

 

シナモンの老化防止で美肌作り

世界4大スパイスの1つ「シナモン」。

シナモンは、料理の引き立て役としてだけでなく、

老化防止の妙薬としても注目されている。

 

中医学でシナモンは、身体に陽気(熱)を与え、

血行を良くするための生薬で、

冷え性の改善や、冷えからくる肩こり、

胃痛、生理痛などの解消に用いられる。

さらに、美肌作りに重要な毛細血管を活性化させてくれるので、

シミ・シワの予防・改善にも最適。

つまり、老化防止効果も期待できるというわけだ。

 

取り入れるなら、「シナモントースト」がオススメ。

作り方は、食パンにバターを塗り、砂糖を少々まぶして、

シナモンを2、3回ふり、トーストすれば完成だ。

シナモンには、甘い香りで砂糖の物足りなさを補う、減糖効果もあるため、

ダイエットにも最適といえる。

このほか、好きな紅茶にシナモンをひとふりして、

毎日飲むだけでもOK。

ちなみに1日の目安摂取量は6㌘だ。

 

また中国人の中には、毎日、朝食前と就寝前に

蜂蜜大さじ1とシナモン小さじ1をお湯に溶いて飲む人も。

これには、脂肪の蓄積を妨げる効果もあると言われている。

ただしシナモンは、熱性の食べ物なので、

汗をかきやすい人や、妊娠中の人は控えめに。

 

老化が気になり出す前に、シナモンの老化防止効果を試してみよう。

 

~広東ジャピオン2012年12月10日号

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