天然的生活 第77回 ~蒟蒻(コンニャク)

280tennen

 

便秘知らずダイエット

 

日本人には馴染み深く、

この季節は鍋の具材として大活躍のコンニャク。

中国でも、四川料理によく登場する。

 

コンニャクは、カロリーが低く、ダイエット向きの食品として有名だ。

それもそのはず、約97%が水で構成され、

100㌘中のエネルギー含有量は約5㌔カロリーと、ごく微量。

そして、コンニャクに含まれる成分の1つである「グルコマンナン」は、

人の消化酵素では消化することができず、

胃の中で水を吸って膨張し、満腹感を与える。

また、この未消化部分は腸を移動する際に刺激を与え、便通を促すため、

ダイエット中、便秘になりやすい人には最適な食材と言える。

さらには、皮膚のバリア機能も高め、

保湿や美白作用を持つ美容成分セラミドも比較的多く含むので、

美肌効果も期待できる。

ただし、コンニャクのみを大量に食べ過ぎると、

逆に便秘になったり、お腹に張りを感じる人もいるので、

注意が必要だ。

 

小腹が空いた時には、コンニャクを焼いて、醤油を塗り、

のりを巻くだけの磯辺焼きがオススメ。

また、生姜やニンニクを加えてもおいしいので、試してみては。

 

女性に嬉しい効能を多く持つコンニャク。

食生活に上手に取り入れて、健康的にキレイになろう。

 

~広東ジャピオン2013年11月4日号

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