路線バスで深セン探索
安田将司さん
深センに来て丸2年になります。
週末に路線バスで出かけるのが趣味で、深センはほとんど回りました。
考え方の違いに苦労
調整を通じて学ぶ日々
コンピュータ関連の外資系企業で、
主にクライアントのサポートを担当している安田さん。
日本人の顧客と、社内テクニカルチームの中国人との間に立ち、
調整をするのが重要な仕事の一つだ。
「中国の人の考え方は、時に180度違うので、
最初は衝突もありました」という。
「今は、どうすれば納得してもらえるか、
相手の考え方も踏まえて布石を打っているので、ぶつかることはなくなりました。
苦労は多いですが、勉強になります」と語る。
納期の遵守率や品質が向上するという結果に繋がると、
〝苦労の甲斐があった〟と嬉しいそうだ。
仲間とともに火鍋を囲むのも楽しみのひとつ
週末はブラリと散歩
路線バスで〝小旅行〟
趣味は散歩だという安田さん。
週末は、「バスの行先を見て、気になったものに乗ってみます」と、
目的地を決めない〝小旅行〟に出る。
ある時、宝安の「金威ビール美食広場」に
ビアガーデンを目当てに行ってみたが、
昼間は営業しておらず、掃除前で雑然としていて、
「失敗でした」と笑う。
〝成功例〟は、「大梅沙」に辿り着いた時、
海があることを知らなかったので感激したそうだ。
また「深セン野生動物園」では、
動物よりも、ガッツポーズの銅像など、
園内に脈絡なく置かれたオブジェが面白かったという。
「とにかく楽しむようにしています」と、
安田さんの深セン探索はこれからも続きそうだ。
好きな言葉 いつまでもあると思うな親と金
出身地 千葉県
出没エリア 南山のサブウェイやウォルマート
生活満足度 ★★★★
~広東ジャピオン2014年1月6日号