海鮮が食べたい
無 弟くん、今日の夜、何を食べるか決めたかい?
弟 まだ決めていません。
無 なら、友達に教えてもらった海鮮レストランに行かないか?
無 この前、海に行ってから、無性に海の幸が食べたくなってさ。
弟 でも僕、今日、あまり持ち合わせが…。
無 給料日だから、弟くんにおごってあげるよ。
弟 隊長、素敵すぎです!
鮮度抜群の魚たち
無 この「南海漁村」は生け簀があるので、
無 いつでも新鮮な魚やエビが食べられるぞ。
無 さらに刺身や蒸す、焼くなど好みの調理法が選べるんだ。
弟 でも少し高そうですよ、大丈夫ですか?
無 大丈夫だ、遠慮せず好きな物を頼みなさい。
弟 じゃ、店員さんが旬の魚だと教えてくれた「紅瓜子」が食べたいです。
無 えっ、500㌘が398元!? 想定外の値段だ…。
弟 どうかしましたか?
無 実は俺、生まれ変わるなら赤い魚と決めてるんだ。
無 そんな俺がこの魚を食べられる訳ないだろ?
弟 じゃ、この「波土頓龍蝦」はどうですか?
無 このロブスターか。げっ、500㌘188元だと!? ひぃ~、恐ろしい!!
弟 どうですか?
無 昔、占い師に前世がロブスターって言われたんだ。
無 自分の前世じゃ、共食いじゃないか。
弟 じゃ、どんなものなら大丈夫ですか?
無 500㌘50元以下の海鮮類とは縁もないので、おいしくいただけます。
~広東ジャピオン2015年8月10日号