広州の〝ハイカラ洋食店〟
2005年に広州に移住した馬込さんが登場。
広州は、エネルギーのある素敵なお客様が多いです。
広州の洋食レストラン
お箸で食べる西洋料理
広州で、レストランのシェフ兼経営者として働く馬込さん。
〝お箸で食べる西洋料理を〟と、日本と西洋の良さを感じられる料理を提供する。
長崎で生まれ、15歳で上京。
「夜は定時制学校に通い、昼は、日本料理屋で働きました。料理学校のない時代ですから、
修行を通じて料理を学んだんです」と、叩き上げで腕を磨いた。
19歳で、本格的にフランス料理の道に進む。日本やアメリカの有名店で経験を積み、
30歳で、福岡に自分の店を構えた。テレビや雑誌の取材も絶えない人気店となり、
20年の間、地元の人々や政財界の名士、著名人に愛され続けた。
午後の休憩中、奥様とお店のカウンターにて
ヒューストンでの経験
銀座のハイカラ料理店
その後、家庭の事情で、ヒューストンに移住した。
「メニューの開発が楽しかったですね。〝ダイヤモンドヒューストンロケット〟という料理は
大ヒットでした。具材の詰まった魚の形のパイを、孟宗竹やキャビアで華やかに彩るんです。
最後の仕上げに、ドライアイスを敷き詰め、お客様の目の前に登場!
感動したお客様に、胴上げされました」と満面の笑みで話す。
現在、広州のお店では、お客一人ひとりのカルテを持ち、好みや要望に合わせた、
オリジナルのコース料理を提供する。
「大切な日に利用してもらえるお店にしたいです。銀座の『ハイカラ洋食店』のような雰囲気を、
味わって欲しいですね」と目を輝かせる。
生活充実度 ★★★
周辺環境 ★★★
マンション設備 ★
紹介: ローカル不動産
~広東ジャピオン2012年12月17日号