帰ってきた広東モウマン隊~(深セン) 大芬油画村 その50

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絵を描きたくなる

 

突然なんだが、絵を描いてみたんだ。見てくれないか?

隊長が絵⁉ どういう風の吹きまわしですか?

いや~、実は先週行ってきた「大芬油画村」の影響をもろに受けちゃってさ。

絵が描きたくなったんだよ。

あの~、隊長。その「大芬油画村」って、一体どんな場所なんです?

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絵画の村をのぞこう

 

「大芬油画村」は画廊が集まる場所で、洋画や中国画などの絵を売ってるんだ。

しかも、世界に出回ってる複製画の6割は、ここで描かれてるんだって。

だからここには、画家の卵〝画工〟が多くいるそうなんだ。

また、村の中にある美術館では、季節ごとに様々な展覧会も行われているそうだ。

まさに〝絵画の村〟ですね。

そのほかにも、中国の有名画家・黄風栄氏のギャラリーや、

芸術家・陳求之氏が造った美術館「太陽山芸術中心」もあるぞ。

それに…。

それに、何ですか?

路地裏では〝画工〟の作業風景を見ることができるんだ。

間近でプロの筆さばきが見られて、感激だったぞ~。

だから、絵が描きたくなったんですね。

そういうこと。

ほら、見てくれよ、俺の力作〝草原を駆ける駿馬〟を!

駿馬? 駆ける? 

僕には原っぱで横たわる豚にしか見えませんけど…。

 

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~広東ジャピオン2016年7月4日号~

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