激辛グルメ道
わての大好き激辛グルメと言えば、四川料理!
ヒーヒー言いながらも、箸が止まらない魅惑的な料理や。
そんな四川料理に対する熱い思いを語ったら、中国人の友だちが
「なら、湖南料理も食べたら?」って言うねん。
湖南名物「魚頭王」
今回訪れたのは、湖南料理の専門店「サークル 圈子里」。
大衆点評にアップされている写真やコメントに惹かれて来てみたんや。
注文したのは「絶対食べて!」とクギを刺されていた
湖南名物料理「魚頭王」を含む3品。
まずテーブルにやって来たのは、豚足をカラリと揚げた「点金勝手」(12元/個)。
クミンの香りが羊肉串を思い出させるんやけど、コラーゲンたっぷりすぎて肉々しさに欠けるな。
次に来たのは「老面饅頭」(12元)。
湖南名物と聞いて期待しとったんやけど、驚くほど普通のマントウ…。
コメントしづらいわ!
ここまではパンチが足りなかったけど、最後にやってきた「紅二代魚頭王」(79元)は違いそうや。
鉄鍋の中にはグツグツ煮込まれた魚の頭。
その上に唐辛子がたくさんのっていて、食欲をそそるわ~。
ひと口食べてみたところ、ちょっと首をかしげてまった…。
辛くて美味いんやけど、少し奥深さが足りひん…。
それは、山椒の辛みが足りないせいやなと、後でわかったで。
期待してた湖南料理、正直言うて、あまり感動できひんかったわ。
やっぱり、わては湖南のマイルドな辛さより、
山椒のパンチの効いた四川やな~と再確認し、家路に帰りましたとさ。
~広東ジャピオン2017年5月29日号~