ゴマの香りに誘われて
先週、番禺区に行ったんやけど、その時「聚隆芝麻糊」
というスイーツ店を発見したで。
店の前には「1998年オープン。番禺初の芝麻糊専門店」
って書いてあって、めっちゃ興味がそそられたんや。
店内をのぞくと、自動石うす機でゴマを引いていて、
いい香りが漂っていたから、思わずフラフラ~っと入ってもうたわ。
広東を代表する甜品
昼時だったんで、店は少し混雑。
どの席に座っていいか分からず、うろうろしていたら、
厨房からお姉さんが出てきて「ここに座り」と案内してくれたわ。
メニューを見たら、黒ゴマをペーストにした
「芝麻糊」(8元)のほかに、
緑豆しるこ「緑豆沙」(7元)や
タピオカココナッツミルク「椰子西米露」(8元)などの
スイーツもあったで。
色々あって目移りしたけど、やはりイチオシの
「芝麻糊」を注文することにしたわ。
とはいえ「芝麻糊」だけでも、アズキやサンザシ味など種類は10種類以上・・・。
迷ったあげく、スタッフがオススメした
杏仁ペーストも一緒になった「芝麻杏仁鴛鴦糊」(9元)を注文。
待つこと5分、芳しいゴマの香りともに「芝麻杏仁鴛鴦糊」がやってきたわ。
初めて食べる「芝麻糊」、口の中に入れてビックリ!
冷たいと思っていたら熱かったんや。
最初は〝暑い時になんで熱いもん食わなあかんねん″と思ったけど、
だんだんはまっていく~。
冷たいとゴマの風味がでないと教えてもらって納得したで。
中々足を運ばない番禺区。
それゆえにまだ見ぬ美食がようさんありそうやと感じた一日やったわ。
~広東ジャピオン2017年8月28日 466号~