ジャピュラン☆ガイド ~吴财记面家~

 

初のローカル飯

 広州にきて半年。これまで中華レストランと言えばショッピングモールなどにある比較的綺麗なお店ばかり選んでいたのですが、ジャピオン編集部の潜入調査員Yさんと出会って、「私はまだ本当に美味しい中華と出会えていない」と痛感。「これでは中国に来た意味ないやん!」と思った私は、中国語の先生に「地元の人しか知らないような名店を教えて」と懇願。すると、先生が嬉しそうに色々なお店を紹介してくれはった中で、一番心惹かれたのが今回紹介する「吴财记面家」です。

地元の人に愛される名店

このお店、古き広州の面影が残る西関エリアにあって、創業68年にもなる老舗店。「こんな路地裏に美味しいお店があるん?」と思うくらい、分かりづらい場所で営業しているのですが、4年連続ミシェランに選ばれるほどの名店なのです。

さて、初めてのローカル店で注文。慣れない中国語を使いながら、2品を注文。私が一番美味しいと思ったのは看板メニューでもあるワンタン麺「小云吞面」。海鮮の旨みがぎっしり詰まったスープはダシ文化で育った関西人の私にドンピシャ。自家製ワンタンも流石!と思わせる味わい。またチリソースにつけていただく揚げワンタン「怀旧锦卤炸云吞(14元)も良かったですが、すぐに飽きてしまうかなと…。ビールとかのおつまみに丁度良さそうです。

お店はディープな雰囲気ですが、日本人にも馴染みのあるワンタン料理なので美味しくいただけると思います。沙面島や永庆坊の近くにあるので、観光に来た際は寄ってみてはどうでしょうか?

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