今週の広東ローカルニュースを紹介

シェアサイクル管理強化

違法配置に罰金最高5万元

 広州日報によると、11月1日(日)から「広州市オンラインレンタル自転車管理方法(以下、管理法)」が実施された。管理法では、シェアサイクルの行政監督体制、総車両台数のコントロール、駐輪ルールの管理、運営企業に対する要求、利用者マナーなどについて、全面的な規定が設けられている。

市交通運輸部は近日発表した管理法の中で、企業がシェア拡大のため、利用者ニーズや道路状況を無視して、無秩序に過度な台数の自転車を市場投下していることが業界の問題点のひとつであると指摘。管理法に基づき、シェアサイクルの市内総台数を3年毎に見直し、評価結果を基に動態調査を行うという。ほかにも、駐輪エリアの厳重管理区と非厳重管理区の分類、第三者機関評価の導入、利用者の信用ポイント管理、GPS技術を用いた駐輪違反の罰金徴収、エリア細分化管理による自転車の均等配分などの強化に取り組むという。(10月20日)


ファッションウィーク

春夏ファッション披露

深セン市当代芸術城市与規划館で、10月21日(水)~27日(火)「深センファッションウィーク・2021春夏コレクション」が、に開催された。

7日間のイベントでは、メイン会場の当代芸術城市与規划館に加え、大浪日、龍岡万科広場、南山益田暇日広場にも会場が設けられ、60余りのファッションショーが行われた。また、50余りのデザイナーズブランドによる展示も実施。深セン市服装業界協会会長の潘明氏は、「今年から国際的な慣例に則り、『春夏』と『秋冬』の2季に分けて開催することになった。オンラインとオフラインを連動させ、業界関係者から最終消費者まで、皆を引き付けるイベントにしたい」と語った。(10月21日)


ニ沙島がリニューアル

運動器具にIT機能搭載

広州日報によると、最近、リニューアルされたニ沙島体育公園が一般開放され、多くの市民から人気を集めているという。

今回のリニューアルで、公園内部のスマート健康器具に太陽光エネルギーによる自家発電機能を搭載。器具上のQRコードを読み取ると運動データがフィードバックされるという。また、公園内の大人向けエリアには、新たに66台の運動器具が設置され、その内25台がスマート機能を備えている。そのほかにも、子供向けエリア、人工芝フットサルコート4面、テニスコート、1・2㌔のジョギングコース、屋外卓球台などが設置されている。(10月20日)


9月の消費価格指数

前年に比べ増加

 国家統計局深セン調査隊が最近、2020年9月の「深セン居民消費価格指数(CPI)」を発表。9月の深センCPIは前年比1%増で、2020年1月から9月の平均値は3・4%も上昇していることがわかった。

今回の発表によると、最近、豚肉の供給率がゆっくりと回復。中秋節、国慶節の長期休暇前、市場に多くの豚肉が供給されたこともあり、価格は前期比1・7%減となった。また、水産品の価格も前期比0・7%減であった。

一方、中秋節、国慶節の長期休暇前で果物市場は盛況。スイカ、ドリアンなどの価格が上昇。それに呼応するように、そのほかの果物の価格も前期比1・4%も上昇した。(10月20日)


地下鉄時代が到来

4号線が開通

深セン晩報が10月17日(土)、港鉄軌道交通(深セン)有限公司より入手した情報によると、清湖北、竹村、茜坑、長湖、観瀾、松元厦、観瀾湖、牛湖、全8駅を通過する地下鉄4号線第三期区間の試運転を10月24日(水)に実施。11時~16時までの間、全市民に無料開放するという。また正式運行は10月28日(水)を予定している。

地下鉄4号線第三聞区間は全長10・8㌔。深セン市の南北をつなぐ路線で、和平路、観瀾大道、高尔夫大道に敷設されている。開通すると市民中心から観瀾湖駅までわずか40分で到着することが可能となり、近隣道路の渋滞緩和に一役を担うと期待されている。(10月18日)

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