「合コンのアゲ曲」堂々の第1位に輝いたのは、
男性デュオ・「筷子兄弟」のディスコナンバー『小苹果』。
自ら監督・主演を務めた映画『老男孩之猛龍過江』で起用されてから瞬く間にヒット、
今年の〝神曲〟(代表曲)と言われている。
2人がアダムとイヴに扮して見せるコミカルなダンス、
そしてサビの「你是我的小呀小苹果(キミは僕の可愛いリンゴ)」は、
一度聴けば耳から離れない。『江南スタイル』の振付師が制作に携わり、
体操のように皆で手足を振る独特の振りが話題で、
今や公園などで踊る「広場舞」の定番ナンバー入りしているほど。
歌詞や振付も簡単で、皆で楽しく踊れる曲なので、
合コンを一気に盛り上げること間違いナシだ。
続いてはカラオケの定番、エミール・チョウの「朋友」。
30~40歳代の男性からの支持が高かった。
メロディラインが美しいバラードで、「朋友一生一起走(友だちは一緒に一生を歩む)」など、
友情をテーマに書かれた歌詞を評価する人が多い。
パーティの〆の曲として歌う人が多い。
また、2012年にヒットした『最炫民族風』もアゲ曲として、女性票が目立った。
中国の民族音楽的要素を取り入れたメロディに合わせて力強く歌えれば、
合コンの主役決定だ。
このほか、日本の「大事マンブラザースバンド」の1990年のナンバー『それが大事』を
ハッケン・リー(李克勤)がカバーした『紅日』なども挙がっている。
一方で、合コンでNGな曲の上位に選ばれたのは『青蔵高原』。
韓紅の、草原に響き渡るような高音が特徴だが、
歌い切るには難しく、歌詞もまた合コンには向かないとの意見が見られた。
~広東ジャピオン2015年3月23日号