今週の広東ローカルニュースを紹介

広州トラムで特別車輛

三水の良さを伝える

広州日報によると、10月30日(土)から11月30日までの間、広州トラムで広州市佛山区三水エリアの観光名所やグルメなどのイラストが描かれたプロモーショントラム「三水号」が登場。期間限定トラムを通じて、広州タワー、琶醍文創園区、琶州展館エリア等のランドマークを走行。多くの市民に三水エリアの良さをアピールしていくという。

佛山市北西部に位置する三水は、豊富な観光資源に恵まれ、2020年10月に、広東省全域旅行モデルエリアに選出された。佛山新八景のひとつで国家AAAA級観光地「三水ハス世界」や清代に建設され、「広東第一村」と呼ばれる「大旗頭古村」などの観光地が有名である。

関係者は「三水号に乗車した人は誰もが三水エリアの良さに気づくでしょう。この機会にぜひ三水に遊びに行ってほしい」と語っていた。(11月1日)


市の建設工事投資

82・9%完了

 深セン市発展開発委員会は最近、今年1月から9月の市重大プロジェクト進捗状況を発表。データによると、406項目の重大建設プロジェクトにおいて、投資累計額が1899億8000万元になり、今年の投資計画の82・9%に達したという。

深セン市重大プロジェクトは8つに大分類され、それぞれ「戦略性新興産業」、「現代サービス業」、「先進製造業及び優勢伝統産業」、「都市更新」、「軌道交通」、「道路・空港・港」、「社会民生」、「都市安全環境資源」から成る。2021年全体を通じて596項目の重大プロジェクトが予定され、総投資額は2兆2947億1000万元。うち、建築関連は406項目で、年度予算は2290億9000元になるという。(11月2日)


主な野菜価格、基本安定

市内市場60%が地産地消

 広州日報によると、10月下旬ごろ、野菜価格の上昇に関心が集まる中、市内の江南果菜卸売市場を取材。ここ最近の野菜価格は安定し、野菜の種類も豊富であることが判明した。

同市場での10月の野菜一日平均売上高は約8500㌧で、昨年比3・76%に上昇。32品目で月平均小売価格が6・78%増加した。また、60%が地産地消で、40%が周辺省などからの供給であるという。

業界関係者によると、広州の生活必需品の供給は全体的に充足し、市場運営は安定。市場監督局は予測及び警告を強化し対応する。(11月1日)


深セン空港、冬季ダイヤ

昨年より便数増大

深セン宝安国際空港は最近、2021年10月31日(日)~2022年3月26日(土)までの冬季ダイヤを発表。期間中、同空港は昨年より運行便数を増やし、毎週8000便がフライトするという。

冬季期間中、深セン宝安国際空港は中国国際航空公司、深セン航空公司、中国南方航空公司など27の航空会社と連携し、国内航空旅客輸送市場の輸送力拡大を計画。北京や上海など人気路線の高効率運用化を画策し、さらに深センー山東省・東営間、深センー江西省・九江間などに新たな国内路線を新設する。

また、貨物輸送については期間中、毎週の輸送便が現在より13%増加する見込みだという。(11月1日)


3~11歳ワクチン接種

本格的に開始

広州日報によると、広州市花都区で10月30日(土)と31日(日)に3歳~11歳を対象とした第1回目新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が行われたと報道。今後関係部署は、更なる新型コロナウイルス感染症の流行防止のため、新たな一手を打っていくという。

調査によると、花都区には3~11歳のワクチン接種対象者が約21万人がいる。まずは小学生からワクチン接種を行い、その後、幼稚園生にと、段階別、時間帯を分けて行うという。

関係者によると、第一段階での接種対象児童は約5万4000人。2日間で完了する予定になっている。また、ワクチン接種箇所は小学校を中心に10カ所ほど設置したという。(11月1日)

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