今週の広東ローカルニュースを紹介

深セン市の公衆トイレ

4715基全て無料開放

 深セン晩報によると、現在、深セン市の公衆トイレの数は4715基に達し、1㎡あたりの設置密度は4・9基となったことがわかった。

深セン市は近年、かつてのトイレは老朽化が進み、仕様水準が低く、トイレ内の設備が比較的旧式で換気、採光、衛生・消臭面で利用者の意に沿わなくなってきており、新たな公衆トイレの建設が急務であると判断。ここ数年間で、新設された公衆トイレの数は382基、改良されたトイレは3188基に上り、介助などを目的とする個室トイレは1557基、授乳室付きトイレは771基、街角に設定されたイノベイティブな小型レストルームは100基になった。

今年、市城市管理および総合執法局が発表した公衆トイレ電子ガイドマップでは「i深セン」、「微信城市服務」などのオンラインプラットフォームから、最寄りの公衆トイレ情報を確認できるという。(10月11日)


平均求人月給

1万2734元

 深セン晩報が「中国企業求人給与報告」から得たデータによると、2022年第3四半期の深セン平均月給は1万2374元で、北京、上海に次いで高額であったことが判明。全国平均は1万168元で、前期比1・7%減となった。

業界別では、中国のハイテク製造関連は成長が著しく、人材獲得競争が激化。ハイテク製造業の賃金上昇は継続し、金融やITネット業界は依然高値を牽引した。また大型設備・機械電気設備・重工業分野の上昇率も高く、第2四半期は前期比5・7%増。第3四半期は1・7%増加し、平均求人月給は9861元となった。

一方、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたホテル、飲食、旅行業などは相対的に低かった。(10月12日)


気温下降で掛布団が売れる

ペット用防寒グッズも人気

 深セン市では、国慶節後に突然気温が低下。急いで防寒グッズを買い求める市民で、デリバリープラットフォームの受注が急増した。

美団外売によると、10月9日(日)の夜、掛布団のデリバリーがピークとなり、明け方の冷え込みで多くの人が布団を購入。シングル掛布団の売上は前月比242・86%も増加した。龍華区の個人商店店主は「うちの店だけで十数件の注文が入り、2人で出荷準備をした」と言う。

また、ペット用防寒ベッドやマットの売上も前期比91・67%増加。犬猫の服飾品は114%も増加した。(10月12日)


第132回広交会、開催

3万6000社が参加

広州日報によると、中国最大の見本市「中国輸出入商品交易会(広交会)」が10月15日(土)より開催。広交会は今回で132回目となり、今年もオンラインでの開催となるが、参加する国内外企業は第131回より9600社も増え、3万6000社余り、出店商品は306万件を超えるという。

広交会は中国国内最大の総合見本市として1957年より広州市で開催。中国国内外での流通を促進させることを目的としていた。

今回の広交会は開催期間を15日~24日(月)としているが、オンラインプラットフォームのサービス期間は5カ月間としている。(10月16日)


深セン、電子営業許可証

現在で46万社が使用

 深セン商報によると、10月13日(木)時点で、深セン市内で電子営業許可証を使用する企業は46万社を突破したことが判明。「今後もビジネス環境の最適化のため、使用企業は増えていくであろう」と関係者は話していた。

電子営業許可証を使用している企業責任者は「かつては営業許可に関する手続きを行う際、ハンコや関係資料を携帯しなくてはいけず、非常に煩わしかった。また資料に不備があればその場で修正が出来ず、修正のため、関係者の所へ何度も赴かなくてはいけなかった。だが今では、携帯電話さえあれば処理ができるので非常に便利になった」と話しているという。(10月14日)

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