帰ってきた! 広東モウマン隊 ローカル探検~(広州) 南風古灶 その67

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奥深き陶器の世界

 

  中国生活が長いと、ついつい増えちゃうものがあるんだ。わかるかい?

弟  ズバリ体重ですね。隊長のお腹を見れば、わかります。

無  そう、そう、この幸せいっぱいの~って、違うわ~い!

弟  うわ、いいおっさんがノリ突っ込み…。

  なんて冷たい目。答えを言う気なくすな~。

  じゃ、言わなくて結構です。

  いや~、そんな風に言わないで~。答えは陶器です!

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 500年以上の歴史

 

弟  陶器って、そんなに増えるもんですか?

 普通は生活に困らない程度あればいいんだが、

ある場所に行くと、ついつい買いたくなるんだよ。

どこですか?

佛山にある「南風古灶」だ。

明代に建設された全長32㍍の登り窯がある場所で見ごたえバッチリだぞ。

今でも使われているそうだ。

  へ~、そうなんですか。知らなかったです。

陶器の都と言えば、景徳鎮しか思い付かないですが、

そんな場所が近くにあるなんて驚きです。

無  だろ? 周辺には、ジブリ作品に登場しそうな喫茶店や雑貨屋さんがあって、

これも自撮り好きの女子たちの心をグッと掴んでいるんだよ。

弟  なるほど、そんな場所で売っている陶器なら、

ついつい買いたくなってしまいますね。

無  そうなんだけど、理由はそれだけじゃないんだな。詳しくはまた来週~。

 

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~広東ジャピオン2016年11月21日号~

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