まもなく土用の丑の日。極上の鰻でちょっと贅沢な夏の夜を
極上の鰻とそば
東莞市の常平、長安鎮に店舗を構える「蕎上人」が、
7月9日(水)南山区にオープン。
同店は、木の温もりを残し、純和風に造られている。
同店の看板メニューは、
関東風の「うな重(極上)」(198元)。
福建省産の活鰻を料理長自ら厳選して使用。
一度白焼きにして蒸し、
自家製秘伝のタレを塗りながら丁寧に焼くので、
身はふわふわし、口の中に入れればとろけていく。
極上の鰻で夏の暑さを吹き飛ばそう。
一方、鰻の対抗馬は、本格手打ちそば。
「半もり田舎」(30元)は、
麺が太くそばの風味が濃く残っており、
口に入れた瞬間に身体を走るのは
「これぞ、そば!」の感覚。
そばの実の芯の部分だけを挽く「半もり更科」(30元)は
上品な香りがする真っ白なそばなので、
見る者を涼しくさせる。
どちらも土佐の本鰹節や
利尻島の出汁昆布から抽出したダシ。
最後のそば湯まで残さずいただこう。
今宵は焼酎で一杯
今回は、「生ビール」(通常23元)が1杯サービスのほか、
蕎麦焼酎「玄庵」(通常270元)が150元、
芋焼酎「きろく」(通常480元/各720㍉リットル)が280元になる。
今宵は「しら焼き(極上)」(190元)や、
鰻、そばに次ぐ人気メニュー、
日本直送の干物「のしいか炙り」(50元)で一杯といき、
ほろ酔い気分で家路につこう。
info
住所:深セン市南山区南海大厦1階(中油陽光大酒店隣)
TEL:0755-8625-0406
営業時間:11時~14時、17時~23時
席数:80席、個室6
予算:165元
~広東ジャピオン2014年7月28日号