適度な塩加減が絶妙な「漬け物盛り合わせ」。
好みの酒と一緒に楽しみたい
活鰻で真っ向勝負
深セン在住の日本人なら誰もが認める有名店「酒田」。
その名を知らしめる看板料理といえば、やはり活鰻だ。
同店は、福建省にある東京老舗店の専門養殖場で育てた極上の鰻を、
厳選して使用。
厳しい管理下で育てられた鰻を、秘伝のタレに浸け炭火でじっくり丁寧に焼く。
香ばしい香りとふっくらとした身が同時に楽しめる。
同店では「かば焼き(上)」、「白焼き(上)」(各138元)はもちろん、
鰻専門店ならではの「活鰻の肝串焼き」(20元/本)や
パリパリ感がクセになる「骨せんべい」(25元)など、オツなつまみも用意。
土用の丑の日が旬と思われがちな鰻だが、
実は冬から春のものこそ脂が乗って美味という。
さあ、蒸し暑い夏に向けて、精力をつけておこう。
酒を選ばぬ箸休め
そんな同店で人気〝鰻〟上りの1品といえば、
今回サービス対象となる「漬け物盛り合わせ」(通常38元)だ。
醤油漬けにしたゴボウ、ニンニク、ラッキョウに、しそキャベツを
1皿にまとめてあり、どんな酒にも合う。
まずは同じくサービスの冷たい「生ビール」(通常15元)とともに召し上がれ!
店内の3つの個室は、襖を開ければ最大42人収容可の大広間に変身。
歓送迎会の多いこの季節、利用しない手はない。
心地良い春風と、鰻の焼きあがる何とも言えない香りに誘われ、
今宵は「酒田」の暖簾をくぐってみよう。
info
住所:深セン市羅湖区南湖路3009号国貿商住大厦3階DE座
TEL:0755‐8223‐9998
TEL:137‐1380‐3457(日本語)
営業時間:11時半~14時、17時半~24時
席数:85席、個室3(38人収容可)
予算:昼約50元、夜約200元
~広東ジャピオン2015年3月30日号