網の上でジュウジュウと焼かれ、肉汁が滴り落ちる。
焼き上がるまで我慢できそうにない
笑顔溢れる集いの場
日系企業が立ち並び、多くの人で賑わう地下鉄「広州東駅」界隈。
仕事が終わり家路の途中、明日の英気を養おうと思ったなら、
迷わず日本料理店「楽市楽座」を選ぼう。
店内はカウンター10席、座敷14席とこぢんまりしているものの、
その距離感がスタッフや隣り合わせた人との親近感に繋がる。
ふと気が付けば、いつの間にか〝楽市ファミリー〟になっている、なんてことも。
同店のオススメは、店長レオナさん手書きの愛情溢れるメニューで紹介。
2~3日に一度新メニューが登場するので、
いつ来てもワクワク感があるのがうれしい。
二枚看板を特価に
今回はオープンして5カ月のうちに、400食以上を売り上げた
看板メニュー「らくいち名物 骨つきカルビ」(58元)を40元で提供。
炭火で丁寧に焼けば、食欲をそそる香ばしい匂いが店内に立ち込める。
肩を並べるもう1つの人気メニューは「地鶏の一枚焼き」(通常58元)。
今回はこれも40元に。
朝締めの地鶏を使用しているので鮮度抜群。
旨味溢れるモモ肉とこんがりパリパリの皮をひと度味わえば、
ついつい笑みがこぼれてしまう。
レオナさんによれば、彼女の辞書に「現状維持」はない。
さらなるおもてなしのため、新メニューやアットホームな店作りを
一心不乱に考えている。
常に進化する「楽市楽座」、広州にいるなら一度は訪れてみたい。
info
住所:広州市天河区林和西横路89号景星酒店2階
TEL:186‐6500‐0319(レオナ)
TEL:134‐8079‐9423(りか)
営業時間:17時~23時半(ラストオーダー23時)
席数:24席
予算:150元~
~広東ジャピオン2015年3月30日号