有名四川料理店
ローカルレストラン食べ歩きが生きがいのわてに衝撃が…。
ことの始まりは、広東に来たばかりの友人から送られてきた一通の微信。
そこには、見たことも聞いたこともない四川料理店の情報と、
「ここ安くて美味いですよ」のメッセージ…。
言うても、1人あたり300元くらいやろと思っとったら、150元以下!
しかも広州に5店舗以上もある有名レストランやて⁉
こりゃ、行かなあかんやろ。
辛さ抑えめ広東風味
店に到着したのは21時頃やったけど、待っっている人はぎょ~さん。
目玉の「酸菜魚」は、時間がかかるっちゅうんで先にオーダー。
ほな、「涼菜」でもつまんどこ。
「量が多いから、2人なら2品ぐらいで」。友人からのアドバイスや。
こいつ、わてより調査員向いとるわ…。
友人の助言を受けて、まず注文したのが、
真っ赤っかな「四川涼面」(18元)と「青椒松花皮蛋」(22元)。
ひたすら辛いだけかと思いきや、色々なスパイスの組み合わせが
マイルドな辛さに変化しとって、コクが深~い。
それに、「四川涼面」の肉味噌が絶品で、
友人のアドバイスを聴かんで追加注文するとこやったわ。
待つこと20分、「酸菜魚」(98元/匹)の登場や。
1匹で1・5㌔とボリューム満点。
四川で作った〝酸菜〟の酸味がほどよく辛さを抑えとる。
魚も新鮮で臭みがないわ、身が締まっとるわ、弾力があるわで、
こりゃ並んででも食べたくなるがな!
井の中の蛙なんとやら…とはよく言うけど、まさにそれやったな。
広東初心者に負けてられへん!
タプタプ腹を揺らしながら
「明日からようさん食べ歩きまくるで~」と誓うわてでした。
~広東ジャピオン2016年7月25日号~