癒しのスイーツ登場
毎日暑くて、ほんまかなわん…。
さすがのわても、コッテリした中華料理はカンベンや~。
そうや! これを機会にダイエット…と思っとったら、
「Yさんにオススメのお店があるよ」って、
我が広東ジャピオンの癒し系ガール・Aちゃんが、この店を教えてくれたんや。
「そんなにわてのことが心配か…なんて罪作りな男や」と思って、
「わてに惚れたら火傷するで」という意味を込めてウィンクしたら、
Aちゃん、ちょっと震えてどっか行きはった。
オフィスのクーラー、そない寒かった?
看板を背負う一品
その店が、「順徳雙皮奶」っていう老舗広東料理レストランや。
で、Aちゃんのオススメが、店名にもなっとる「雙皮奶」(11元)。
これは広東名物のスイーツのひとつ「牛乳プリン」で、
熱いのと冷たいの、両方あるんや。
わてはもちろん、冷たい方を注文。
ひと口食べた瞬間、このプリンはやばい…って震えが来たで。
スイーツ男子の心をグッと掴む絶妙な甘さに、ツルンとしたノド越し。
牛乳もほのかに香り、さっきまでの食欲不振のわては、
一瞬でどっかいってもうたで~。
食欲が復活したところで、ほな、ほかのスイーツはどないやろと、
ココナッツミルクとタピオカのデザート「西米露」(13元~)、
薬膳亀ゼリー「亀苓膏」(16元~)、
ハスの実と百合の根をシロップで煮た「蓮子百合」(16元)も
食べ比べてみたんやけど、やっぱり、この「雙皮奶」にベタ惚れやな。
まさに、Aちゃんの優しさそのものやなとしみじみ感慨にふけっとったら、
な、なんと、10個目を完食していたわ…。
~広東ジャピオン2016年8月1日号~