美味い水餃子を求め
さすが広州、どこ歩いてても、わて好みの安うまローカルフード店がゴロゴロ♪
そんな天国のような広州にも、ちょいとクレームが…。
それは、水餃子のレベルが低いっちゅうことや!
東北地方に留学経験があるわてにとって、水餃子はいわばソウルフード。
週一は食べたいんやけど、知っている店はどれもイマイチ…。
「広州、こんなもんか?」とがっかりしてたら、
一筋の希望の光が見えてきたんや。
東北人も納得の味
今回紹介する「男煮餃」は、水餃子専門店らしからぬスタイリッシュな雰囲気。
さて、気になる水餃子は…と、メニューを見てみたら、
干エビ、ホタテが入った「最佳男煮餃」(19元)や、
高級食材ナマコ入りの「経典男煮餃」(32元/各12個)等々、
海鮮餡を中心に全7種類。
本場東北ほど種類は多くないけど、
広東の特色として海鮮餡をメインにしとるのか…。
まっ、専門店としては及第点やな。
「タレはどこや?」と探しとったら、専用カウンターで作るんか!
醤油に黒酢、ラー油だけでなく、ゴマ油や自家製ワサビ油なんかの珍しい調味料がズラリ。
思わず3種類も作ってもうたわ。
さぁ~、愛しの水餃子の登場や。真っ白モチモチ皮に、噛むと溢れ出す海鮮スープ。
「求めていた水餃子はこれや!」と、感激のあまり目から流れる一筋の涙。
さらにうれしいのが、
水餃子だけでなく、涼菜や炒菜、羊肉串に鍋料理とメニューが豊富ってことやな。
これなら「餃子はちょっと…」いう人でも楽しめるで。
でも、ココで餃子食わんかったら、一生後悔するで!
~広東ジャピオン2016年8月22日号~