京の風情を味わう
昨年12月17日(土)、京都の名勝・嵐山を彷彿とさせる日本料理屋が誕生した。
その名も「嵐山」。店内中央には石や楓のオブジェなどを配した中庭、
そこから2階まで吹き抜けの高い天井が、京の風情と高級感を同時に漂わせている。
同店のイチオシは、日本から取り寄せる魚介類。
今の時期ならキンメダイ、カサゴ、ブリ、サヨリなどがカウンターに並び、
実際にその目で鮮度を確かめてオーダーできる。
また、中国香港の日本料理店出身のベテラン料理長による
「明太子ホタテグラタン」(通常88元)、
「うなぎの塩焼き」(通常148元)などのオリジナルメニューも楽しめる。
全20種類の昼定食は、選べるデザート付きで68元~。
中でも、10種類の小鉢が並ぶ「嵐山弁当」(通常88元)は、
味付け・盛り付けともに同店ならではの繊細さだ。
畳とテーブル、全11部屋の個室で京の風情を堪能したい。
~広東ジャピオン2017年2月27日号~