中国初心者が喜ぶ店
この時期は新しい駐在員がやって来る赴任ラッシュ。
そのためか「ファミリーでも行ける中華レストランを教えて~」とよく聞かれるんや。
でも、わてが知っているのは、激辛グルメの店や、ローカルフード店ばかりで、
中国初心者にはちょっとハードルが高め・・・。
これを機に、ファミリー向けの中華レストランにも行かなアカンと痛感したで。
あっさり西北料理
今回の潜入調査は中国初心者の意見も聞かなアカンと思い、
中国に来てまだ二週間の部下、Tちゃんを連れて行ったんや。
注文は、すべてTちゃんに一任。
辛いものが苦手やというTちゃんは、見た目もあっさりな料理を3品チョイスしたで~。
最初に来たのは、西北地方の名物涼菜「西貝面筋」(33元)。
Tちゃんひと口食べて、大絶賛!
きし麺よりも平べったい涼皮は日本人向きの味で、パクチーやセロリなどの薬味が入っているので、
辛味のないタイ料理みたい♪ と喜んでたわ。
次に来たのは「莜面魚魚」(45元)。
見た目はどじょう鍋のようやったけど、食べてビックリ!
どじょうと思っていたのは、小麦粉で作った細い麺。
やさしいスープの味がしっかり染み込み、ほっこりしていたわ。
スープの味はきのこと羊肉の二種類あるようやねんけど、
日本人にはきのこ味がいいと思うで。
最後にデザートとして食べたのが、自家製ヨーグルトの「自制酸奶」(12元)。
中華料理の締めとしては最適やったわ。
さすがわての見立て通り。
この店は中華料理に慣れていない人でも受け入れやすいレストランや。
次、聞かれたらこの店を紹介するで~。
~広東ジャピオン2017年7月10日 459号~