ジャピュラン☆ガイド ~向群飯店~

安ウマ店で食べたい

Y家の店選びの基準は〝美味い、安い、ボリューミー〟。以前はそんな店がたくさんあったんやけど、近頃は物価高騰の影響か、そんな店が少なくなってきとるねん。でも天河中心より西側のエリア・西関はわし好みの店が比較的多いと思うわ。

さて、今回わてが紹介するのは、そんな西関エリアにある老舗広東料理レストラン「向群飯店」。ここはグルメサイト「大衆点評」の食べたいランキングで紹介されるほどの有名店なんや。

創業30年、変わらぬ味

「ここに来たなら、これを食べなあかん」とわてが強く推すのが、創業30年・変わらぬ味を守り続けている「招牌葱油鶏」(68元/半匹、110元/匹)や。広東名物「白切鶏」に、ショウガの効いた特製ネギソースをかけとるねん。これがめっさビールに合って、まじたまわんわ。またやしがたっぷり入った中国風コテッチャン「豉油皇鶏腸」(45元)も最高やで。これはビールだけでなく、ご飯のお供に最高やな。

一方、炭水化物大好きな嫁が激推ししているのが、貝柱フレークと小エビを使った海鮮風味焼きビーフン「蝦米瑶柱嗜粉絲」(38元)。嫁曰く「あれを食わずして去るのは、店に申し訳ない」と言わしめるほどの美味しさ。海鮮ダシが効いた中華スープ「蝦米珍菌雜菜煲」(39元)で締めたら、夢見心地になるようやで。

店の雰囲気は「ザ・大衆食堂」。でもこんな所のメシが一番うまいかもしれへんな。

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