富山から直送する10Kg級の寒鰤と、
活〆の鮟鱇をふんだんに使った兄弟船特製コース
豊富な裏メニュー
広州でうまい日本食は、と聞かれれば、
真っ先に頭に浮かぶのが海鮮居酒屋「兄弟船」。
隠れ家的立地ながら、毎日通う常連によって、
その存在と味は周知されている。
四季折々の食材を仕入れ、さらにひねりを加えた逸品を日々用意する。
裏メニューも多いが、常連になれば「店長、今日何入ってる?」でオーダーOKだ。
今なら、長崎産「めざし炙り」(40元)や、
北海道産「紅シャケ塩焼き」(60元)がオススメ。
ここで日本酒の本醸造「賀茂鶴」(80元/合、720元/1・8㍑)が出てくれば、
もう今夜はとことんまで飲むしかない。
最強タッグに降参
今回は、旬の寒鰤と鮟鱇を使った「特上コース」(通常600元/2人前)を、300元で提供。
まずは、寒鰤のハラミを使った「お造り2種盛」に舌鼓を打ち、
次に来る自家製「アン肝」、コリコリの「鮟鱇としめじポン酢和え」、
濃厚な「寒鰤なめろう」で海の滋味を満喫。
そして、メインの「寒鰤しゃぶしゃぶと鮟鱇鍋」に突入。
スープにさっと通した薄身の寒鰤は、食べ応えのあるプリプリ食感。
ポン酢やゆず胡椒、6種の岩塩で変化を楽しめる。
ブツ切りの鮟鱇まで味わい尽したら、〆はもっちもちの特製太麺で。
寒鰤と鮟鱇の最強タッグに、今夜はもうお手上げだ。
☞info
住所: 広州市天河区体育東路六運五街56号
TEL: 020-8751-9266、
TEL:150-1876-2779(高橋)
営業時間: 17時~24時(年中無休)
席数:40席、個室3室
予算:約200元
~広東ジャピオン2013年1月28日号