ふっくら柔らかい身、漂う香ばしい匂い。
やはり鰻はいつでも多くの人の心を掴んで離さない
もうすぐ土用の丑の日
7月24日(金)と8月5日は土用の丑の日。
多くの日本人が鰻を食べるこの日、
知らず知らず歩みはいつしか日本料理店「酒田」に向かっている。
一人前の鰻職人になるには「串し打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われるほど難しい。
同店の料理人は10年以上の経歴を持ち、その腕前も折り紙つき。
日本の老舗店で供される活鰻と、日本より伝授されたタレが合わさり、
どんな客をも唸らせる一品を作り上げる。
酒の肴で鰻を楽しみたい人は「活鰻の肝串焼き」(20元)がオススメ。
いやここはガッツリ鰻をいただくぞ、と決めているなら「うな重(極上)」(198元)を注文しよう。
ランチタイムには小鉢、茶碗蒸しに吸い物が付いた「うなぎ定食」(138元)も用意し、
昼からスタミナ補給ができる。
新メニュー登場
7月にオープン2周年を迎えた同店では、
日本各地から新たな食材を取り寄せ、来店者をもてなす。
コリコリした食感に梅の酸味がマッチした「梅くらげ」(30元)は神奈川、
噛めば噛むほど味わいが口の中に広がる「いぶりがっこ」(35元)は、秋田から仕入れたもの。
さらに長崎県産の鯛や鹿児島産のカツオを使用した料理も用意。
料理から酒の席を盛り上げる。
今宵の酒は鰻と新メニューで乾杯。想像するだけで笑みがこぼれてしまう。
info
住所:深セン市羅湖区南湖路3009号国貿商住大厦3階DE座
TEL:0755‐8223‐9998
TEL:137‐1380‐3457(日本語)
営業時間:11時半~14時、17時半~24時
席数:85席、個室3(38人収容可)
予算:昼約50元、夜約200元
~広東ジャピオン2015年7月20日号