今週の広東ローカルニュースを紹介

オリンピック開幕式

深セン開幕イベントも盛況

 2022北京冬季オリンピック開幕式が、2月4日(金)に開催。当日は北京だけでなく、上海、深セン、杭州、南京、ハルビンなどの10都市で開幕イベントが同時開催され、中継を通じて相互に祝賀ムードを盛り上げた。

当日、深センの夜空には2022機のドローンがゆっくりと飛行し、オリンピックイメージキャラクターの「ビンドゥンドゥン」や「雪解け」などへ変幻自在に形を変えながら空中を彩った。

AP通信は「深センの3分間のパフォーマンスは新しい技術、ツール、スタイルを用いて上空に満天の雪花を咲かせた。レーザーで夜空に打ち出された『天下一家』の4文字は、今大会テーマ『一緒に未来へ』に呼応する。パフォーマンスはファッション、テクノロジー、嶺南伝統文化と融合し、世界の舞台で深センの魅力や活力、創造力をアピールした」と報じた。(2月8日)


春節の観光収入

広州市で55億元

 広州日報によると、今年の春節休暇期間、広州市では600余りの文化観光イベントが開催。観光客は広東情緒溢れる雰囲気を楽しんだ。

市文化広電旅遊局のデータによると、1月31日(月)~2月6日(日)までの期間、市内観光客は延べ770万人を超え、観光総収入は55億元近くになった。また、市内各観光スポットでは様々なイベントが賑やかに開催され、市営図書館や文化館、博物館も休まず営業もしくは無料開放。17の博物館には合計延べ14万人が訪れ、展覧会やイベントなどの催しは延べ166回実施された。

 今年の休暇は短時間、単距離、高頻度が主流で、「プチリゾート」、「ホテルステイ」、「夜間レジャー」などが人気であった。

(2月7日)


春節も休まず稼働

街の衛生秩序を維持

 深セン晩報によると、春節期間、深セン城管(都市管理機構)の職員らはシフト制を強化し、休まず勤務にあたった。期間中勤務した清掃員の数は、1日あたり平均3万人近くに上り、毎日散水清掃車7万台余りが稼働し、市内の衛生保持に務めた。

春節の提灯飾りなどで迎春を祝う公園は、期間中多くの人で賑わい、コロナ発生情況や天気を理由に入園者は幾分減少したものの、香蜜公園延べ17万人、深セン湾公園延べ17万人、濱海文化公園延べ15万人が訪れた。公園駐車場は事前予約サービスがあり、臨時バスも設けられた。(2月8日)


春節期間の貨物件数

1億4000万件

広州日報が入手した広東省郵政管理局のデータによると、1月31日(月)~2月6日(日)までの春節休暇中、省内で取り扱った貨物件数は1億4000万件に達したことが判明。また日々の取扱い平均件数は約2000万件であったこともわかった。

今年の春節は各方面より「就地過年(省内で年越しを)」の提案があったため、省内で年越しをする人たちのネットショッピングの需要が増加。地方の特産物や新年限定商品などを購入する人が多かったという。

郵政管理局の関係者によると、春節業務の対応のため、省内の8万4000人に上るスタッフが出勤し、配達業務に対応したという。(2月8日)


 

列車内で喫煙

1000元の罰金

 深セン晩報が深セン鉄道公安処から得た情報によると、春節期間中の2月6日(日)、邵陽~深セン北行き及び武漢~深セン北行きの列車内で喫煙していた乗客に対し、1000元の罰金を科したことが判明。また、その乗客はブラックリスト入りし、180日間、切符購入を制限されることになった。

現在中国の列車内では、紙タバコだけでなく電子タバコの喫煙も禁止されているという。鉄道関係者によると「車内で紙タバコの喫煙は禁止されていることを知っている乗客は多いが、電子タバコが禁止されていることを知っている人は意外と少ないので注意してほしい」と語っていた。(2月7日)

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