週末行くならココいいね ~大旗頭古村~

大旗頭古村は佛山市北部・三水区の楽平鎮に位置する明代・嘉靖五年(1526年)に建築された嶺南建築様式の古民家群。敷地面積は5万2000㎡で、100軒にも上る古民家が保存されており、30分ほどで村全体を見て回ることができる。嶺南建築様式の特長は「湿気が溜まらないよう通気性に優れている」、「室内にはバルコニーやベランダのようなオープンスペースがあり、そこには精巧な彫刻などが飾られている」といった点であろう。

大旗頭古村の楽しみはズバリ「廃墟探索」。中国版インスタグラム「小紅書」でも、不思議な魅力に溢れる世界を収めた写真が多く投稿されており、日本人だけでなく、中国人も廃墟に心奪われているのであろう。ロマンと哀愁を漂わせる廃墟を探索し、目を閉じてみると、当時この地で暮らしていた住民たちの声が聞こえてきそうだ。佛山観光に行くなら、この大旗頭古村も候補のひとつに入れてみてはいかがだろうか?

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