広東の高級食材
無 弟くん、暑い時にはスタミナ料理が一番。オススメの店があるんだけど、行かないか?
弟 いや~、ちょっと…。
無 なんで、嫌がるんだ?
弟 スタミナ料理とか言って、
弟 どうせゲンゴロウとかゲテモノ料理を食べさせる気なんでしょう!?
無 違うぞ。今日は長いクネクネした生き物だ。
弟 それは鰻ですか?
無 違うよ、ヘビだよ~。
弟 やっぱり、ゲテモノ…。
無 ヘビは栄養タップリで身体にいいんだぞ。とりあえず一緒に来たまえ!
病みつきになる旨さ
弟 ヘビなんて、本当においしいんですか?
無 最初はみんな半信半疑だが、最後は笑顔になってるぞ。
弟 ここ「輝記餐館」では多くのヘビ料理が楽しめるんだ。
弟 へ~、ではメニューを拝見。
弟 店のオススメのヘビの胴体の唐揚げ「特色帯皮葱油水律蛇」が328元…結構、
弟 高いですね。
無 ヘビは高級食材だからね。
弟 じゃ、僕はこのお手頃な尻尾の唐揚げ「美極蛇尾」(68元)にします。
無 じゃ、俺はこのヘビスープ、「弛名三蛇羹」(48元)にしよう。
弟 あっ、料理が来ました。
弟 この唐揚げ、ちょっと骨が多いのが難点だけど、鶏肉みたいでビールとの相性抜群!
弟 隊長のスープもいい香りがしますね♪ 一口いいですか?
無 おっ、どうしたんだい、ヘビみたいに舌を出して。
弟 しめしめ、さてはヘビ料理の虜になったようだな。