南国気分に浸ろう
グルメ仲間の留学生は、夏休みで南の島にバカンスだってさ。
いいな~とは思うけど、企業戦士の僕には無縁の話…。
ならば、せめて南国料理を食べて、行った気になってやる!
と、友人を連れて向かった先は、以前から気になっていた海南料理レストラン。
ココナッツ風味の鍋
エントランスの階段の壁からして、ヤシの木や砂浜の南国チックな絵。
メニューには、お約束のココナッツジュース「原只椰青」(16元)。
ひと口飲んで目を閉じれば、そこには真っ白な砂浜とビーチが広がるぞ~。
さて、ここのイチオシは?
えっ、鍋料理…⁉ この猛暑に!?
メニューの確認もせずに入ったことが裏目に出たかと冷や汗をかいてたら、
「ヤシの実と海南の地鶏・文昌鶏を使った南国風の鍋なんだ~」と友人はゴキゲンな様子。
ふぅ~、メンツは保たれたぜ。
スタッフによると、ヤシの実は「疲れ気味の人に効果抜群」なんだって。
一石二鳥だね。
僕たちは値段も手頃なキヌガサダケ入りの「竹笙椰子鶏」(158元)をチョイス。
新鮮な地鶏だから、煮込みはたったの3分でOKとスタッフからアドバイス。
完成までの時間は、特製醤油ダレにスダチや唐辛子を入れて味をカスタマイズ…と。
さて3分、蓋を開けたら地鶏がいい感じ~♪
鶏の臭さもまったくなくて、柔らかくてジューシー。
おいおい、みんな無言でしゃぶりつくなって!
具材は地鶏のほかに、肉、野菜もそれぞれ15~20種類。
鍋をつついて南国気分になれるなんて、意外な発見!
ま、全身汗ダクは覚悟の上でってことで。
~広東ジャピオン2016年8月8日号~