ジャピュラン☆ガイド ~翅叔港式酒店~

コロナ終息を願い

コロナの影響で、4月になって以来、ローカル中華レストランでの食事が減ったY家。「もう、中華ワイマイは飽きた。ローカルレストランの美味いご飯が早く食べたいわ!」とぼやくわてに対し、嫁は「規制が終わったら、ここへ行こうや」と、以前友だちと行ったというフカヒレ専門店の写真を見せてなだめる。「わ~、このフカヒレめっちゃ美味そうやな~」と期待が高まるわては、嫁にこの店の特長を聞きまくるのであった。

広州のフカヒレ専門店

この店は西関エリアで有名な北京路界隈にあるローカル広東料理レストラン。オープンするや否や、店はすぐに満席となり、行列が発生する人気だそうだ。看板メニューはやはりフカヒレ煮「天宮賜福翅」(100元)。嫁に「日本で食べたら間違いなく5000円以上はすると思うよ」と言わしめるほど、フカヒレがぎょうさんに入っており、食べ応え抜群。また黄金の餡も海鮮ダシが出ていて、絶品らしいわ。ほかにも高級食材である「花胶」を使ったスープ「濃湯花胶翅」(100元)もクリーミーな味わいで良かったみたいやで。

でも、嫁が「高級食材は美味いけどなんか過ぎ飽きる。庶民にはやっぱりこれが一番」とベタ褒めしていたのが広東風釜飯「煲仔飯」や。この店のイチオシ煲仔飯は「厨神海鮮啫飯」(48元)。小エビ、貝柱などの海鮮具材が入っていて、日本人にはドストライクの味付けらしいで。その話を聞いて、嫁はすっかり「美味いもん ご飯が進む あとはなし」というわての教えに染められたな感じたわ。

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