テーブルで本格炉端焼き
最近、広州で大人気の日本料理がある。
それは炉端焼きだ。
カウンターに並んだ新鮮な魚介や野菜を焼き上げ、
テーブルに届けるスタイルが中国人に大好評で、
連日多くの人で賑わっている。
4月中旬にオープンした「十八居」も
そんな炉端焼き店のひとつ。
だが、ほかの店と一線を画す特徴を持っている。
それは「来店者自ら食材を焼く」ということ。
同店ではテーブル毎に囲炉裏が設置されており、
注文した食材はその囲炉裏で焼く。
パチパチと焼かれる食材を見て、
漂う香りをアテに酒を楽しむという炭火料理の
醍醐味が楽しめる店なのである。
同店がオススメするのは、
大西洋から取り寄せた「赤鯛」(60~90元)
などの厳選魚介。
さらに店内には生簀も設置。鮮度抜群の
「さんま」や「あゆ」(各30~50元)
も楽しめる。
広州に新たな炉端焼きスタイルを持ち込んだ「十八居」。
これからも炉端焼きブームは続きそうだ。
~広東ジャピオン2017年4月24日号~