愛おしい餃子ちゃん
「餃子」。
わてがローカルグルメを追い求める原因ともなった愛すべき料理で、初めて食した時の
「これまで日本で食べた餃子はなんやったんや~」というファーストインパクトは、
今でも思い出せるわ。
それ以降、「まだ見ぬ愛おしい彼女」と出会うため
、東西南北問わず、旨いと言われる餃子屋という餃子屋を歩き回っているんねん。
数少ないお気に入り
そんな餃子バカのわてが今週潜入調査したのは、深セン、地下鉄「会展中心」駅近くにある
餃子専門店「八方雲集」や。
この店はチェーン店のようで、ここ以外にも色々な場所で営業をやっているそうや。
ちょうど取材帰り、昼飯時間帯に「会展中心」駅のレストラン街を歩いていたら、
たまたま発見。料理人が一生懸命餃子を焼く姿を見て、すぐさまレジに向かい、
メニュー表を見ていたわ。
この店は「台湾焼き餃子・水餃子」を専門としている店で「韮菜(ニラ)」、
「韓式泡菜(キムチ)」や「芹菜(セロリ)」(各12元/5個)などの餡が用意されているんや。
わては「餃子の餡はニラ」と決めているので「ニラ焼餃子」をチョイス。
待つこと10分、お待ちかねの餃子がやって来た~。
「中国の焼き餃子は日本ほど旨くはない」と言われがちだが、ここの餃子はそんな言葉を打ち消すくらい、
皮はパリパリ、餡は旨味たっぷりで美味かったわ~。
値段もお手頃やし、わての餃子店ランキングで上位に食い込むほどの店やったで。
広東では美味い餃子屋は少ないと思っていたけど、今回の件で考えなおさなあかんな。
~広東ジャピオン2018年3月19日493号~