寒くなったらコレ
ついに冬となってしまった広東。毎年、この季節に食べたくなるのが豊富な海鮮を使った料理・潮州料理を代表する「砂鍋粥」。海鮮ダシがしっかり効いた中華風雑炊でエビやカキなどの具材が楽しめるんや。街を歩いていたら、簡単に専門店を見つけることができ、庶民的な料理として広東人から愛されているんやで。
わてがよく行く砂鍋粥専門店は家の近くにあるやけど、今回は「新たな店も開拓したいな」と思い、グルメ取材でサポートしてくれる女性スタッフとその旦那さんと一緒に天河東路界隈にオープンしている砂鍋粥、潮州料理泉温店「大洋家」にやって来たんや。
やっぱり砂锅粥
大洋家さん、清潔感あふれる店内、スタッフの接客態度も良く、心地よかったで。あと砂鍋粥の種類が多く、また潮州料理でビールのあてにピッタリ「卤水(潮州などで作られた醤油風味の調味料にアヒルや鴨の肉、レバーを漬け、味をしみこませた料理)」などの一品料理もたくさんあって「多くの人を満足させるんやろな~」と思ったわ。
そんな高評価しまくりの同店、わてが「ここに来たら絶対これを食べてほしいわ~」と思うのがイシモチ、シログチなどの海水魚の「浮き袋(花胶)」が入っている看板の砂鍋粥「花胶粥」(158元~/2人前~)。お粥の具材は花胶だけでなくエビ、ホタテ、イカの海鮮だけでなく鶏肉、シイタケと豊富なのがうれしいポイント。粥のダシもしっかりとしていて、ローカル料理大好き旦那さんも「これは美味しい」と終始笑顔やったで。