広東モウマン隊~(広州)五仙観(越秀区博物館) その57

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~広州発祥の伝説~

 

羊城のルーツ

無 猫田君、気がつけば今年ももう終わりだよ。

無 ゆく年くる年と言えば寺参りだよな。

無 よし、今日は広州発祥の地と言われる道教寺院に行ってみるか。

猫 この暮れの忙しい時にですか?

無 大掃除でもした方がいいんじゃ…。

無 俺、掃除嫌いだし、正月は日本だもん。

猫 ここですか?

無 「越秀区博物館」って書いてありますけど。

無 ここだね。

無 ほら、奥に「五仙古観」っていう、扁額が掛かってるだろ。

猫 本当だ。羊に乗った5人の仙人が降り立って、

無 広州に豊穣をもたらしたっていう、

無 あの伝説の仙人を祀っているのが、ここなんですね!

無 そうだよ。

無 越秀区は広州の中でも歴史が古くて、

無 2000年前の秦の時代から町の中心だったんだってさ。

無 秦代には、この辺り一帯は「番禺城」って呼ばれてたんだね。

猫 そういえば、広州の主立ったお寺も

無 このエリアに集中してますね。

無 うん。

無 この「五仙観」も11世紀の北宋時代から変遷を繰り返した末に、

無 明代の1377年にここに建てられたんだな。

無 当時はお堂だけでも10数棟もあったらしいぞ。

猫 今残っているのは、ほんの一部なんですね。

 

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広州に唯一残る明代の鐘楼建築「嶺南第一楼」

 

嶺南第一楼

無 お、この赤い建物はなんだろう?

猫 「嶺南第一楼」という、鐘楼ですね。

無 二層になっている下の部分は、赤い砂岩を切り出して造ってあって、

無 上の鐘を吊ってある部分は木造ですね。

無 鐘も明代に鋳造されたんだね。

無 銅製のものでは広東省で現存最大だってさ。

猫 この重い鐘を吊っているのは、

無 たった1本の葛のツルらしいですよ。

無 へえ~、神秘的だな。

無 猫田君、どんな音がするのか鳴らしてみろよ。

猫 いやぁ、この鐘は「禁鐘」という名前で、

無 火事や災害の時以外は撞いてはいけないとされてたみたいです。

無 なぁんだ…。

無 明代の人と同じ響きを聞けると思ったのに。

猫 この鐘を鳴らすと、広州中に伝染病が流行るという説もあるようですよぉ。

無 オーイ、怖いことを言うなよ。

猫 来年1年、健康で過ごせれば何よりですよね。

無 う、うん。健康が一番だ。

 

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明代の麒麟の石獣が門の前に置かれる

 

 

moumantai-nekotaロケーション ★★★★

周辺環境 ★★

お得感 ★★★★★

歴史に浸れる度 ★★★★

 

★info★

五仙観(越秀区博物館)

住所: 広州市越秀区恵福西路233号

開館時間: 9時~17時(月曜休み、入場時に要パスポート提示)

TEL:020-8332-3508

アクセス: 地下鉄「公園前」から徒歩約10分

 

~広東ジャピオン2013年12月23日号

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