広東ジャピオン特集7~中国式サイコロゲーム(中)

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七八九(チーバージウ)

 

足し算で燃えろ

2つのサイコロの出た目の数字の合計で、ドリンクの罰ゲームを行うサイコロ遊び。

足し算さえできれば、誰でもすぐに遊べるのが魅力だ。

ルールは簡単だが、ハマると果てしなくドリンクを飲むことになる。

ちなみに、「9」は中国の「酒(ジウ)」と発音が同じ。

さり気なくダジャレになっている。

 

【遊び方】

人数:2~10人ほど

①罰ゲーム用のドリンクを用意。サイコロ2つを順番に振る。

 

②2つの目を足した合計が「3、4、5、10、11、12」なら何もなし。

「6」なら振る順番をリバース。

「7」なら罰ゲーム用のドリンクにさらに飲み物を注ぎ足し、もう一度振る。

ドリンクの量は、「コップ3杯まで」などと上限を決めておこう。

 

③「8」が出たら、罰ゲーム用のドリンクを半分飲んでもう一度振る。

「9」が出たら、全部飲み干してもう一度振る。

 

④「1」が2つ出たら「王様」として好きな命令を下し、もう一度振る。

場合によっては、「次に5を出した人は、右の人にキス」なんて命令もアリかも。

ちなみに、合計の目が「6」か「8」が出る確率は、

それぞれ約7分の1で、「7」は6分の1、「9」は9分の1だ。

これを知っているだけでも、精神的に落ち着いた状態でサイコロを振れるはず。

 

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抜牙(バーヤー)

 

恐るべき数字当て

これまた酒の席で盛り上がること必至のサイコロゲーム。

1~6の数字を宣言してから10個のサイコロを振り、

宣言していた目が出ればセーフでそのサイコロを取り除く。

なければ罰ゲームのドリンクを飲むというルールだ。

 

最初はかなりの確率でセーフになるが、サイコロが2個になれば確率は36分の11、

最後の1個は6分の1の確率でしかセーフにならない。

ゲームが進むにつれて、ドリンクを飲む確率がぐんぐんアップ。

サイコロバトルは白熱していく。

 

【遊び方】

人数:2~5人ほど

①1~6の好きな数字を宣言し、10のサイコロを振る。

 

②宣言した数字が1個以上出ればセーフ。

宣言した目のサイコロをすべて取り除き、次の人にバトンタッチ。

最初に10個振って宣言した目が出なければ、3杯飲まなくてはいけない。

 

③宣言した目が出なければ、1杯飲んで振り直す。

徐々にサイコロが減っていく。

 

④最後の1個も同じで、宣言した目が出るまで飲み直して振り続けなくてはいけない。

逆に、最後の1個を一発で当てたら、周りが1杯ずつ飲まなくてはいけない。

一発当てを成功させたときの喜びは格別。祈りを込めてサイコロを振ろう。

 

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~広東ジャピオン2013年10月14日号

 

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