広州へのお返しに レゲエを広めたい
高橋剛介さん
広州歴は3年になります。
居酒屋の店長として、仕事に明け暮れる毎日ですが、勉強になることが多いです。
居酒屋の名物店長
季節の食材を料理に
広州の海鮮居酒屋で店長を務める剛介さん。
数年前に語学研修で上海に滞在した時に「中国は面白い!」と感じ、
友人の紹介がきっかけで3年前から広州で働いている。
剛介さんは一日の大部分を店で過ごす。
開店前には、仕入れのチェックや予約の確認、経理の処理などを行う。
また、料理長と相談し、当日の「おすすめ料理」を決めたり、
コースのプランを練るのがこだわりの仕事だ。
「季節感を大事にし、自分も食べたいと思う素材を取り入れています」と話す。
食材についての勉強もし、以前は飲まなかった日本酒も今では好きになった。
共に働き、店を支える仲間たち(左端が剛介さん)
魂がむき出しの歌
レゲエで盛り上げる
剛介さんの趣味はレゲエだ。
広州に来てからは、音やリズムに乗せて即興で語る〝フリースタイル〟で、
DJイベントなどを盛り上げる機会も出てきた。
場の雰囲気に合わせ、様々なテーマで、
時に中国語も交えながら言葉を紡ぐ。
「音の振動に身を任せるのが気持ちいいんです」と、
現場に立つことを心から楽しんでいるそうだ。
レゲエは土着の音楽で、
むき出しの気持ちが詰め込まれているところが魅力だという。
「広州ではまだ浸透していないので、お世話になったお返しにレゲエを広めたい」と、
これからの夢を語ってくれた。
好きな言葉 限界突破
出身地 大阪
出没エリア 六運五街
生活満足度 ★★★
~広東ジャピオン2014年1月27日号