自慢のお隣さん 第182ノック 菅野真子さん

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人生を変えた ハンセン病快復村

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菅野真子さん

広州生活7カ月。

広東、広西、湖南、湖北、海南にある

ハンセン病快復村52カ所で、支援活動を行っています。

 

 

ハンセン病快復者支援

初めてのワークキャンプ

 

ハンセン病快復村で、ワークキャンプ活動(労働奉仕のボランティア)を行う

NGO団体「家JIA」で、営業と広報を担当している菅野さん。

留学で北京に滞在していた時、

同団体の事務局長・原田さんのブログを見つけ、

「この人に会ってみたい」と広州を訪れた。

そして2008年1月、湖南省にある快復村での

ワークキャンプに初めて参加する。

そこで得たひとりの村人との出会いをきっかけに、

「学生時代は、外資系の会社でバリバリ働くことが夢だった」

という彼女が、「家JIA」の活動へと引き込まれていく。

 

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湖南省の快復村で出会った老人と心を通わせる菅野さん

 

人と人との信頼関係

もっと多くの参加者を

 

「その村人は、初めなかなか私たちを信頼してくれませんでした」。

長年の隔離、家族とも別れ、今まで彼を訪ねる人はいなかった。

しかし、菅野さんが毎日その老人の家を訪れるにつれ、

少しずつ心を溶かしていったという。

村を離れる最終日、その村人は部屋から挨拶に出てこなかった。

「お前はもう二度と帰ってこないから」。

心に刺さった。

 

「〝本当に人のためになる事とは、一体何なんだろう〟と、

考えるようになりました」と菅野さん。

この体験をしてから、人との関わり方が変わった。

現在、「家JIA」の活動の参加者は、

大部分が中国の大学生だが、

今後は、社会人も参加できるような仕組みをつくりたいと意気込む。

 

好きな言葉 keep looking, don’t settle

出身地 東京都

出没エリア 大学城

生活満足度 ★★★★

 

~広東ジャピオン2013年10月28日号

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