自慢のお隣さん 第196ノック 木村潤一郎さん

東莞で宮崎料理を発信中

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木村潤一郎さん

東莞に来て丸4年です。

店のメニューに宮崎料理を取り入れています。

多くの人に食べてもらいたいですね!

 

未知の世界、海外で挑戦

日本から飛び出す

 

東莞市東城区の日本料理店で、料理長を務める木村さん。

料理人の父の背中を見て育ち、

日本にいた頃も、飲食店の厨房で働いたり、

高校の調理科で指導をするなど、調理関係の仕事に携わっていた。

 

しかし、時間に追われ、同じことを繰り返す日々に行き詰まりを感じるようになる。

未知の世界である海外で挑戦したいと思い立ち、向かった先が東莞だった。

 

中国では、調理の方法にしても、食材の仕入れの状況にしても、

日本のやり方が通用しないことに苦労をした。

4年経った今でも、試行錯誤の連続だという。

 

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明るいスタッフたちが出迎える木村さんの店

 

人と会うのが楽しみ

宮崎の味を届けたい

 

木村さんの一番の息抜きは、休日に人と会うことだ。

中国香港の宮崎県人会や、

深センの同年代の日本人の集まりに参加するのが楽しみだという。

同じ問題にぶつかっている人の話を聞いたり、

悩みごとの相談にのってもらったりと、励まされることが多い。

 

今後の夢は、ふるさと宮崎のご当地料理を大勢の人に食べてもらうことだ。

既に店のメニューには、チキン南蛮を始め、

地鶏の炭火焼き、冷や汁などが並んでいる。

「海老レタス巻きや、ちゃんぽん、宮崎発祥の辛麺など、

ほかにはない料理も置いてます」と、

宮崎の味の伝道者として、木村さんは今日も腕をふるっている。

 

好きな言葉 味は、心を映す

出身地 宮崎県高鍋町

出没エリア 深セン(梅かすみ・魔女屋など)

生活満足度 ★★

 

~広東ジャピオン2014年2月17日号

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