陶芸をより身近に
弟 隊長、この1週間、待ちくたびれましたよ。
さぁ、この「南風古灶」のさらなる魅力について語ってもらいますよ。
無 よ~し、わかった。
ここ「南風古灶」には、明代に建設された「登り窯」、
ジブリの世界を彷彿させる雑貨店のほかに、
陶芸家による壺作り実演ショーや陶芸DIY、
さらに、この一帯で作られた陶器の歴史を紹介する「陶瓷博物館」があって、
陶芸の世界にどっぷり浸かることができるぞ。
弟 お~、さすが陶芸テーマパーク。陶芸の魅力を余すことなく伝えてますね。
買い過ぎには要注意
無 ひと通り見て楽しんだら、次は陶器を買いたくなると思わないか?
弟 何か買いたくなっていると思います。
でも、どこで買うんですか? 紹介していた雑貨屋さん?
無 そこもいいが、博物館の近くにある問屋街がオススメだな。
弟 えっ、そんなところがあるんですか?
無 あるんだよ。食器や茶器に壺、陶器と呼ばれる物は何でもあるんじゃないか。
さらに値段がそこそこお得となれば、
ここで買ってしまうのが人間の性というものだよ。
弟 たしかに、それはそうでしょうね。
ちなみに隊長はこれまでどれくらい買ったんですか?
無 えっ~、茶器4セット、1㍍ほどの壷が2個…。
弟 それは、ただ隊長がバカなだけでは…。
~広東ジャピオン2016年11月28日号~