みんな大好き煲仔飯

広東ローカルフードの中で、Ｙ家が大好きなのは中華風釜飯「煲仔飯」。米と具材を土鍋で炊き上げ、オリジナル甘ダレをかけていただく至高の逸品で、月に一度は無性に食べたくなるんや。ただ、この煲仔飯、広東のご当地グルメだけあって、メニューに載っている店が多く、どの店が美味しいか探すのはひと苦労。なんで、美味しい煲仔飯を食べたいなら「老字号（老舗の称号）」がある店に行った方が絶対ええで。

コスパ最強メシ

さて、今回紹介する「超記煲仔飯」は、西関エリアにあるめっちゃ有名な煲仔飯専門店で、20年以上もの間、広州市民に愛されているんや。人気の秘密はコスパの良さとメニューの多さ。ひとり20元もあれば大満足できるボリュームで具材も豚、鶏、牛、魚と豊富。一度来ただけでは、この店の良さを理解することは難しいやろうな。

ただ色々なメニューがある中で、わてが一番好きなのはザーサイ好きにはたまらない「搾菜肉片煲仔飯」（18元）。豚肉のジューシーさ、ザーサイのしょっぱさとオリジナルタレの甘さがベストマッチした一品で、色々食べた中でこれが一番美味いと思うんや。また煲仔飯の上に乗っている菜心も草臭さもなく、ほどよい柔らかさが丁度でまじグッド。さらに鍋底についたおこげが最後までこの料理を美味しくいただかさせてくれるで～。

広州にいるなら、一度は食べておきたいグルメ「煲仔飯」。老字号の名前がある店はハズレなしやから、行ってみてや～。