秘伝の蕎麦つゆをしっかりと絡ませ、
ズズーッと麺をすすり、蕎麦の風味を存分に楽しもう
こだわりを食す
蕎麦は香りと喉ごしを楽しむ日本古来からの食文化。
ズズーッと音を立ててすするのも、
空気とともに吸い込む香りを楽しむための工夫だという。
蕎麦は日本人にとって欠かせない、こだわりの食だ。
手打ちにこだわる、ここ「和紗美」の蕎麦は、機械打ちに比べ〝粘り〟が出て、
食感と味の深みが増すという。
芳醇なそば粉の香りと、しっかりした歯応えを楽しんでもらいたいという思いと真心を込めて、
職人が蕎麦を打つ。
さらに、「日本産でしか表現できない味がある」と、
厳選素材を凝縮させた蕎麦つゆを添える。
今回のゴチでは、蕎麦本来の味を楽しめる「田舎もり蕎麦」、
真っ白で上品な味わいの「更科もり蕎麦」、いづれかの「半盛り」、
または「かけそば」をサービス。
この機会に日本の食文化が放つ香りを噛みしめよう。
厳選された酒の肴
同店では蕎麦のほかに、日本より仕入れた「アジ」、「片口イワシ」、
「ウルメイワシ」などの干物がオススメ。
また、季節に応じて、一番活きのいい鮮魚を市場で仕入れ、料理人が腕を振るう。
これらを肴に、広州では珍しい鹿児島産芋焼酎「龍神蔵」(320元)や
「富乃宝山」(350元/各720㍉リットル)をグラスに注ごう。
新鮮な肴とうまい酒、〆にはこだわりの蕎麦…今夜はごきげんな夜になりそうだ。
☞info
住所:広州市天河区天河路586号総統酒店5階
TEL:020-3831-7959
営業時間:11時半~14時、17時半~24時
席数:65席、個室3
予算:200元~
~広東ジャピオン2015年8月31日号