広東で上海小吃を
小龍包にも負けない
広東で一番嫌な時期、
〝回南天(南部独特の気温の上昇に伴う湿度の上昇)〟の到来や~。
洗濯物は乾かんし、散歩しても空気はジメジメやし、全然気分が晴れへんわ…。
こんな時は、なんか美味いもんでも食べて気分転換せな。
ってことで、ネットサーフィンしてたら
〝生煎〟の専門店「生煎先生」を発見したんや。
まさか、広州で上海ローカルフードに出会えるとは思わんかったから、
めっちゃうれし♪
即、店へ直行していたわ。
ほほ~、この店はチェーン店で、環市中路のほかにも、
珠江新城や五羊新城にも店舗があるんやな。
あっ、わてとしたことが「生煎」の説明を忘れとったわ。
「生煎」は「小龍包」と並ぶ上海名物の小吃で、
小振りの肉まんを大きな鉄鍋で焼き上げるんや。
皮はモチモチ、焼き目はカリッ、そして噛むとあふれ出す肉汁!
「こんな美味いもんを発明してくれてありがと~」と感謝したくなるで。
「生煎」は4個10元か。ま、こんなもんやな。
食べる時は肉汁がこぼれんように、まずはチューッと吸い付くんやで。
ほかにも、卵で作った甘しょっぱい〝鶏蛋醤〟を入れた
「花様年華炸醤面」(16元)などの10種類以上の麺料理や、
濃厚カボチャクリーム「南爪羹」(6元)なんかのデザートが、
わてを誘惑するんや~。
あかん、今日も食べすぎや…。
ついついテンションが上がって、ダイエット中なんも忘れて5品も平らげてもうた。
ここは、〝暴飲暴食警報発令〟の要注意店として、しっかり覚えておくで~。
~広東ジャピオン2016年3月28日号~