羊をたらふく喰らう

わてとしたことが給料日前にオケラ…。

大好きなローカルレストラン巡りもできず、いじけてカップラーメンをすすっていたら、

友だちが肉を食わしたるって、「紅星烤羊腿」に連れて行ってくれたんや。

やった！　持つべきものは、奢ってくれる友だちやな！

 

みなさん、この店の名物は、店名見たらわかりはるでしょ。

そう、オススメは〝赤い彗星の〟じゃなくて羊肉やで～。

メニューや店内の至るところに、可愛い羊ちゃんのポスターや写真が飾っているけど、

そんなん関係あらへん！　わてが美味しく食べて、供養したる～！

 

羊肉好きの聖地

ここのイチオシは、あばら骨付き肉の「烤羊排」と、

モモ肉の「烤羊腿」（各68元／５００ｇ）や。

懐かしの『はじめ人間ギャートルズ』に出てくるような、

どでかい骨付き肉を店員さんがテーブルで切り分けるんや。

でも、１つで２㌔ぐらいの量で、

少人数では両方は食いきれへんて店員が言うから、

泣く泣く「烤羊排」しか注文せんかったわ…。

やっぱ羊は食べ応えがあってええな♪

テーブルにはクミンや、唐辛子ベースのスパイスがあって、

それを付けて食べるとスパイシーでビールが止まらんで～。

あっ、忘れちゃいかん。

口直しにはユバとキュウリをあえた「家拌涼菜」（20元）なんかの

あっさりメニューを注文しとかな。

それも１品じゃなく、２品くらいあったほうがええな。

 

ここでは羊だけでなく、鶏や牛、海鮮や野菜の串焼きもあるから飽んでええな。

よっしゃ、次は「烤羊腿」を奢ってもらうで～。

 

 

～広東ジャピオン2016年4月25日号～