今週の広東ローカルニュースを紹介

自動車製造生産量

前年比16%増加

 広州市人民政府新聞事務室は4月26日(火)、新型コロナウイルス感染症予防対策と広州経済に関する新聞発表会を実施した。発表によると、広州市の2022年第1四半期(1~3月)の経済状況は安定。工業成長率は比較的高く、一定規模以上の工業分野で対昨年比7・9%増となり、工業成長が経済発展の強い原動力となっていることがわかった。

市統計局によると、2022年第1四半期の広州市総生産は6751億元で、昨年に比べ4%増加。また戦略的新興産業の生産額は2137億元で対昨年比6・6%増となり、全体の31・7%を占めた。さらに自動車製造業は比較的早い成長率を維持し、対昨年比16%増を実現。そのほかにも、電子産業製造業は昨年比8%増であったという。

一方、消費では、省エネ車が引き続き人気を維持。自動車市場が広州経済の好調さを牽引している。(4月27日)


コロナは小康状態

5月連休は広州で

 広州市人民政府新聞事務室は4月26日(火)、新型コロナウイルス感染症の情況を発表。同日時点の広州市累計感染者数は273例で、重症例はなく、すでに累計79人が退院したことがわかった。

広州市疾病予防コントロールセンターは4月16日(土)以降、市内で「ゼロコロナ対策」を実現。防控区、管控区、封控区の情況調整を行うと共に労働節の長期休暇は省外に出ず、広州市内で過ごすよう提案した。また、全市では累計8000万人を超える核酸検査を実施すると同時に、緻密な区域管理を行い、住人の医療サービスを保障。区域内で2481件の診療希望に応え、緊急・特殊患者6066人、妊婦239名の出産に応対し、胎児241名が誕生した。(4月27日)

 


深セン野生動物園

オオアリクイ赤ちゃん誕生

 深セン野生動物園のオオアリクイ館内で4月16日(土)ごろ、1頭の赤ちゃんが誕生した。4月26日(火)には母親のオオアリクイは赤ちゃんを背中に乗せて慎重に歩き、赤ちゃんオオアリクイは母親の背中で揺られながら、スヤスヤ眠っているようであった。

生後10日ほどのオオアリクイの赤ちゃんは発育良好で健康に育っており、体重は2000㌘余り、性別は不明、警戒心が強いという。

飼育員は安全のため、24時間監視モニターで赤ちゃんオオアリクイの成長状況を観察している。(4月27日)


今年の広東気候

例年に比べ降水量多い

広東省応急管理庁庁長の王氏は4月26日(火)、今年の広東省に関する天候について言及。同氏によると、今年の広東省はここ2年に比べ、降水量が多くなるという。

先週末の4月23日(土)、広州で豪雨が発

生し、一部の道路が水没し、渋滞が発生。応急管理庁庁長の王氏は「現時点で我々が4月23日のような豪雨をピンポイントで予測するのは残念ながら難しい。ゆえに突然の豪雨に見舞われた時は冷静に対応してもらいたい。また先週末のような豪雨は河川の氾濫を引き起こす可能性が高く、都市の低地帯では冠水の恐れがあるので注意が必要だ」とも語っていた。(4月27日)


前海蛇口自由貿易区

設立7周年を迎える

深セン晩報は、深セン市の前海蛇口自由貿易区が4月27日(水)で、設立7周年を迎えたと報道。元々はただの砂浜であった前海は、たった7年で驚くほど発展した。

現在、同区に新規登録されている企業は5954社。そのうち外資系企業は163社、中国香港系企業は118社に上り、金融業の登録資本金は62・85%を占めているという。また、中国香港系企業資本金は前年比148・01%増の12億7200万㌦で、外資系企業資本金の92・97%を占めている。

関係者によると、2022年の1~3月まで、同区は深セン中国香港共同開発、外商投資などで著しい成果をを収め、ハイクオリティな発展を実現させたという。(4月27日)

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